【酒粕の栄養成分】カラダへの効果と効能をまとめてご紹介

酒粕はカラダにいいこと尽くしの栄養成分が含まれていると知っていますか?!

近年は、美容や健康に役立つ成分が豊富に含まれていることで、腸活やダイエット業界からも注目されています。
この記事では、酒粕を食べることで期待できる効果と、含まれる栄養成分の性質をご紹介していきます。
カラダのキレイを実現する酒粕の栄養成分をチェックしてみてください!

酒粕を食べることで期待できる効果

腸内環境を整え便秘の解消に役立つ

酒粕には、食物繊維のような働きをする「レジスタントプロテイン」というたんぱく質が入っています。「レジスタントプロテイン」とは、お腹の中の脂を吸着し、便をなめらかにする栄養素。食べたものがそのまま腸を通って、排出される整腸効果があるといわれています。

肌のコラーゲン密度が上がり美肌効果に効く

酒粕には、日本酒の味を形成する旨味成分「α-EG」が含まれています。「α-EG」とは麹由来の酵素により生み出される、酒粕に含まれる成分のひとつ。「透明感のある肌にする」「シミを薄くする」「しわやたるみなどの肌老化の原因となる炎症を抑える」といった美肌効果があり、肌のコラーゲン密度が上がると言われています。

血行を促進し貧血気味を解消

酒粕は、血行促進の効果があるほうれん草の約2.5倍もの葉酸量を持っています。身体の血流を良くし、栄養素をカラダの隅々まで運んでくれる役割があります。

このように、酒粕にはカラダに嬉しい成分が盛り沢山です。美肌やアンチエイジング、腸内環境改善、貧血予防に効くといわれる成分が豊富に含まれているため、習慣的に食べ続けている方も増加中のようです。

ではさっそく、いいこと尽くしの効果が含まれる酒粕の栄養成分をご紹介していきます。

酒粕の栄養成分一覧

酒粕の栄養成分DB「レジスタントプロテイン」

レジスタンプロテイン

【成分の性質】

難消化性タンパク質とも言われ、胃の中で分解されず腸に届いてお腹のなかの余分な脂を強力に吸着して体外に排出する食物繊維のような機能をもったタンパク質です。

【期待できる効果】

・コレステロール値の低下、肥満の抑制→ダイエット効果(コレステロールから作られる胆汁酸を吸着し体外への排出を促すことによる)

酒粕の栄養成分DB「βグルカン」

βグルカン

【成分の性質】

グルカンは、グルコース(糖の最小単位。ブドウ糖)がたくさんつながった多糖の総称であり、その結合様式によってα-グルカンとβグルカン」に分けられる。α-グルカンは分解されエネルギーとなり、β-グルカンは分解されずに食物繊維として機能する。

【期待できる効果】

・食後血糖値の上昇を抑える
・血中コレステロール値を下げる
・免疫向上、抗がん

アンジオテンシン変換酵素(ACE)抑制ペプチド

【成分の性質】

アンジオテンシンⅡという血圧を上昇させるホルモンがあるが、この産生に関わる酵素が「アンジオテンシン変換酵素(以下、ACE)」である。

【期待できる効果】

・血圧降下

エチルα-D-グルコシド(α-EG)

【成分の性質】

一般的には旨味成分として認識されているが、最近の研究で皮膚真皮層のコラーゲン量を増やすことを学術的に実証され、美肌成分として注目を浴びている。

【期待できる効果】

・コレステロール値の低下、肥満の抑制

酒粕の栄養成分DB「S-アデノシルメチオニン(SAM)」

S-アデノシルメチオニン(SAM)

【成分の性質】

「S-アデノシルメチオニン」は心と脳を穏やかにする効果があると言われており、うつ病、変形性関節症、胆汁うっ滞、および肝疾患の治療に効果的であると言われる成分

【期待できる効果】

・気分改善効果
・抗肝障害効果
・抗関節炎効果

酒粕の栄養成分DB「アデノシン」

アデノシン

【成分の性質】

血管拡張作用、神経を落ち着かせるはたらきを持つ。アデノシンが不足すると不眠、寝つきが悪くなる。

【期待できる効果】

・肩こり
・冷え性の緩和

酒粕の栄養成分DB「オリゴ糖」

オリゴ糖

【成分の性質】

オリゴ糖は、腸のぜん動運動を活発にし、便秘や便臭を改善する「ビフィズス菌」
一般的に「おなかの調子を整える」成分として知られるのは後者の”難消化性”オリゴ糖で、これがビフィズス菌のエサとなることで腸内環境が整えられる。

【期待できる効果】

・整腸作用、便秘改善
・肌トラブルの改善

酒粕の栄養成分DB「システインプロテアーゼ阻害ペプチド」

システインプロテアーゼ阻害ペプチド

【成分の性質】

プロテアーゼは、触媒部位のアミノ酸配列の特徴によって、セリンプロテアーゼ、システインプロテアーゼ、アスパラギン酸プロテアーゼ、メタロプロテアーゼに分類される。

【期待できる効果】

・感染防御
・タンパク質分解の亢進に関連する病的状態(骨粗鬆症、リウマチ、がん、進行性筋ジストロフィー)の抑制

酒粕の栄養成分DB「カテプシンβ阻害ペプチド」

カテプシンβ阻害ペプチド

【成分の性質】

たんぱく質の異化を行う”カテプシン”の中で、カテプシンβは、細胞内の不要な蛋白質の分解・再構成を行う役割を持つ。ストレスや環境の影響等により、組織細胞の機能阻害やアポトーシスを引き起こすとされている。

【期待できる効果】

花粉症など一部のアレルギー症状の軽減

酒粕の栄養成分DB「グルコシルセラミド(スフィンゴ脂質)」

グルコシルセラミド(スフィンゴ脂質)

【成分の性質】
スフィンゴ脂質とは、”スフィンゴ塩基”を基本骨格にもつ脂質の総称で、セラミドはスフィンゴ脂質の一つ。セラミドは角層の細胞同士のすき間を埋める成分

【期待できる効果】

・肌のキメを整え、肌の潤いを保つ

・乾燥や紫外線などから肌を守る

酒粕の栄養成分DB「コウジ酸」

コウジ酸

【成分の性質】

シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する”チロシナーゼインヒビター”であり、酒粕に含まれる代表的な美白成分の一つ。メラニンの生成を促す情報伝達物質の生成も抑制することから、先回りでシミにアプローチしてくれる美容成分である

【期待できる効果】

・シミ・そばかすを防ぐ
・肌のくすみ改善

酒粕の栄養成分DB「アルギニン」

アルギニン

【成分の性質】

酒粕に含まれるアミノ酸の一つで、エナジードリンクの主成分としてもよく知られる。成長ホルモンの分泌を促進し、脂肪の代謝を促して筋肉組織を強化するはたらきを持つ。

【期待できる効果】

・脂肪を燃やし筋肉を強化
・疲労回復
・免疫力向上
・食欲抑制

酒粕の栄養成分DB「フェルラ酸」

フェルラ酸

【成分の性質】

抗酸化物質。脳神経を保護し認知機能を改善する。また、シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する”チロシナーゼインヒビター”であり、紫外線吸収作用ももつ。

【期待できる効果】

・アミロイドβの蓄積を防ぎ、認知症を予防
(認知症のほかにも、がんや糖尿病、心血管疾患など、酸化ストレスが発症に関わるとされる病気に対して有用な可能性がある)
・美白、アンチエイジング

酒粕の栄養成分DB「α-グリコシルグリセロール(αGG)」

α-グリコシルグリセロール(αGG)

【成分の性質】

清酒中に0.5%しか含まれない希少な成分で、このα-グリコシルグリセロール(以下、αGG)がアセトアルデヒドの分解を阻害する。

【期待できる効果】

・肌の弾力アップ(コラーゲン・ヒアルロン酸産生を増加)
・保湿
・急激な血糖値の上昇を抑制する
・育毛

酒粕の栄養成分DB「クマル酸(pクマル酸)」

クマル酸

【成分の性質】

抗酸化物質として、活性酸素を除去することによりがんや高血圧、糖尿病などの生活習慣病予防や、アンチエイジングの効果も期待される。

【期待できる効果】

・ニトロソアミン※の生成を抑制する。
※食品添加物に含まれる亜硝酸塩とアミン類が反応することで生成される発がん性物質

・脂質代謝改善の可能性

酒粕の栄養成分DB「バニリン酸」

バニリン酸

【成分の性質】

フェルラ酸の代謝産物(フェルラ酸→バニリン→バニリン酸)で、泡盛やみそに含まれる特徴的な香気成分。古酒ならではの豊潤な香りが特徴です。

【期待できる効果】

・脂肪細胞の肥大や増加を防ぐ効果

酒粕の栄養成分DB「α-ヒドロオキシ酸 / α-ハイドロオキシ酸(AHA)」

α-ヒドロオキシ酸 / α-ハイドロオキシ酸(AHA)

【成分の性質】

フルーツに含まれる天然成分のためフルーツ酸とも呼ばれる。ピーリング(角質をやわらかくして、古い角質をはがれやすくする)剤として使用されている。

【期待できる効果】

・角化症(皮膚がかたく厚くなり、ガサガサになる)の改善
・ターンオーバーの正常化
・ガン細胞の増殖を抑制

酒粕の栄養成分DB「α-GPC(グリセロホスホコリン)」

α-GPC(グリセロホスホコリン)

【成分の性質】

母乳に含まれ、生体内に広く存在する成分。認知機能に関わるアセチルコリンの前駆体、コリンのもととなるため、認知症の改善薬として使用されている。

【期待できる効果】

・アルツハイマー認知症の改善
・成長ホルモンの分泌促進(肌や、気力体力を若返らせる)
・脂肪燃焼効果

酒粕の栄養成分DB「ポリアミン(プトレッシン、スペルミン、スペルミジン)」

ポリアミン(プトレッシン、スペルミン、スペルミジン)

【成分の性質】

細胞を正常な状態に保つ成分で、老化に伴って減少する。ポリアミン(=プトレッシン、スペルミジン、スペルミン)は、正常マウスの寿命伸長効果を示した初めての成分であり、抗炎症作用などが知られている。

【期待できる効果】

老化によって引き起こされる病気(動脈硬化など心血管疾患、認知症、がん等)のリスク低減

酒粕の栄養成分DB「アグマチン」

アグマチン

【成分の性質】

ポリアミン(分娩直後の母乳に多く含まれ、細胞の成長や増殖に関わる成分。年を取るにつれ減少する。)合成の中間体。血管を拡張させ 血流量を増やす神経伝達物質。米国では筋トレの際の補助食品として流通している。

【期待できる効果】

・筋肉増強
・うつ病や不安の解消
・食欲の増進

酒粕の栄養成分DB「ベタイン(トリメチルグリシン / TMG)」

ベタイン(トリメチルグリシン / TMG)

【成分の性質】

てんさい由来の甘味成分兼うま味成分。かにかまなどの呈味増強として、また塩辛の塩味をまろやかにするための調味料として使用される。

【期待できる効果】
・保湿効果・肝機能を高める
・脂質代謝の改善
・動脈硬化等の原因となる”ホモシステイン”代謝の改善

酒粕の栄養成分DB「ニコチンアミド」

ニコチンアミド

【成分の性質】

ビタミンB群のなかまで、過去には”ビタミンB3”と呼ばれていた。いま成分表では、ニコチンアミド+ニコチン酸として「ナイアシン」と表記される。

【期待できる効果】

・皮ふや粘膜の健康維持を助ける
・うつなど精神疾患の予防効果
・血行を良くする
・二日酔いを防ぐ

酒粕の栄養成分DB「腸内のムチン量を増やす」

腸内のムチン量を増やす

【成分の性質】

難消化性タンパク質とも言われ、胃の中で分解されず腸に届いてお腹のなかの余分な脂を強力に吸着して体外に排出する食物繊維のような機能をもったタンパク質です。

【期待できる効果】

・コレステロール値の低下、肥満の抑制→ダイエット効果(コレステロールから作られる胆汁酸を吸着し体外への排出を促すことによる)

酒粕の栄養成分DB「BCAAを増やす」

BCAAを増やす

【成分の性質】

BCAAは必須アミノ酸であり、筋肉の材料。

【期待できる効果】

筋肉量と筋力の向上

酒粕の栄養成分DB「チロソール」

チロソール

【成分の性質】

抗酸化物質

【期待できる効果】

LDLコレステロールを下げ、動脈硬化を予防

酒粕の栄養成分DB「ビタミンB6およびビタミンB群」

ビタミンB6およびビタミンB群

【成分の性質】

ビタミンB群は、糖質、脂質、たんぱく質の代謝にそれぞれ必要な成分。

【期待できる効果】

・疲れの改善、口内炎の改善
・葉酸は、胎児の先天異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らす

今回ご紹介した栄養成分はほんの一部です。酒粕には約600種類の成分が含まれているので上記以外にも様々な効果に期待することができます!

色々な不調で、腸内環境から整えてみようと考えていらっしゃる方は、カラダの健康の為に毎日の食事に酒粕を取り入れていただけたら嬉しいです。

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