酒粕の効能とは?腸内環境改善から美容効果まで10の魅力と栄養成分

酒粕には、美容や健康に役立つ栄養成分がぎっしり詰まっていることをご存知ですか?

腸活や美肌効果、ダイエットサポートなど、さまざまな効能で注目を集める発酵食品です。本記事では、酒粕の栄養成分と効能をわかりやすく解説し、さらに保存方法や簡単に試せるレシピもご紹介します。

毎日の生活に酒粕を取り入れて、健康的で美しいカラダを目指しましょう。

※本記事は、酒粕に含まれる成分に関する可能性を紹介するものであり、予防やリスク低減を保証するものではありません。健康に関するご不安や治療については、必ず医師にご相談ください。

 酒粕を食べることで期待できる効能

酒粕の効能① 腸内環境を整え

酒粕には、食物繊維のような働きをする「レジスタントプロテイン」というたんぱく質が入っています。「レジスタントプロテイン」とは、腸の中で脂を強力に吸着し、便をなめらかにする成分。脂を抱きかかえるので便が滑らかになり、スムーズに排出されやすくなり、整腸効果があるといわれています。

レジスタントプロテインの解説記事はこちら

酒粕の効能② 免疫力を高める

酒粕には、体の免疫力をサポートしてくれる「β-グルカン」が含まれています。β-グルカンは、腸内の免疫細胞を元気にしてくれる成分で、ウイルスや細菌から体を守る手助けをしてくれます。腸内では食物繊維のように働き、腸内環境を整えるのにも役立つと言われています。そのため、風邪やインフルエンザの予防が期待されており、体調管理を意識する人にとって、酒粕は心強い味方です。

免疫力向上の解説記事はこちら

酒粕の効能③ ダイエットをサポートする成分も

酒粕には、ダイエットをサポートする成分も含まれています。中でも「レジスタントプロテイン」は、胆汁酸を吸着して体外へ排出し、コレステロール値を下げたり、脂肪の蓄積を防いだりする働きが期待されています。さらに、脂肪燃焼をサポートするアルギニンやα-GPC、脂質代謝を促すクマル酸も含まれており、基礎代謝の向上にもつながると言われています。こうした成分が健康的な体づくりを応援してくれます。

ダイエット×酒粕の解説記事はこちら

酒粕の効能④ 抗酸化作用

酒粕には、体の酸化ストレスを抑える働きがあり、健康や美容をサポートしてくれます。酸化ストレスは老化や生活習慣病、がんの原因になることがありますが、酒粕に含まれるフェルラ酸やコウジ酸が活性酸素を取り除き、細胞のダメージを防ぎます。また、グルタチオンが免疫力を高め、体調を整える手助けをしてくれます。

抗酸化作用×酒粕の解説記事はこちら

酒粕の効能⑤ 冷え性にうれしい

酒粕には、冷え性を和らげる成分もたくさん含まれています。アデノシンは血管を広げて血流を良くし、体の隅々まで温かさを届けてくれます。また、ニコチンアミドは血管の働きを整え、体内の熱を効率的に巡らせるサポートをします。さらに、ビタミンB群はエネルギー代謝を活発にし、体の中で熱を生み出す力を助けてくれるのが特徴です。こうした成分が、冷えにくい体づくりを後押ししてくれます。

冷え性×酒粕の解説記事はこちら

酒粕の効能⑥ 自律神経を整える

酒粕には、自律神経のバランスを整える成分が豊富に含まれています。アミノ酸は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやドーパミンの生成をサポートし、心の安定やストレスの緩和に役立つと言われています。さらに、ビタミンB1やB6は神経の伝達を助け、疲れを感じにくくしたり、リラックスを促したりする効果が期待されています。腸内環境を整える働きがあるレジスタントプロテインも含まれており、腸の健康を保つことで自律神経の安定にもつながります。

自律神経×酒粕の解説記事はこちら

酒粕の効能⑦ 貧血に嬉しい葉酸も

酒粕は、貧血予防の効果がある「葉酸」が、ほうれん草の約2.5倍もの量を含んでいます。身体の血流を良くし、栄養素をカラダの隅々まで運んでくれる役割があります。

酒粕の効能⑧ 美白成分

酒粕には、日本酒の味を形成する旨味成分「α-EG」が含まれています。「α-EG」とは麹由来の酵素により生み出される、酒粕に含まれる成分のひとつ。「透明感のある肌にする」「シミを薄くする」「しわやたるみなどの肌老化の原因となる炎症を抑える」といった美肌効果があり、何歳から食べ始めても肌のコラーゲン密度が上がるという研究結果が出ています。

美白×酒粕の解説記事はこちら

酒粕の効能⑨ 保湿成分

酒粕に含まれるグルコシルセラミドは、肌の角層で水分の蒸発を防ぎ、潤いを保つ働きがあります。この成分は、肌のバリア機能をサポートし、乾燥や紫外線から守る効果が期待できます。また、肌のキメを整え、乾燥によるカサつきを抑えるため、潤いのある滑らかな肌を目指す方にぴったりです。年齢とともに低下する保湿力を補い、健康的な肌を保つ力を持っています。

保湿×酒粕の解説記事はこちら

酒粕の効能⑩ アンチエイジング

酒粕に含まれるフェルラ酸は、抗酸化作用がある成分で、肌を外部の刺激から守り、エイジングケアをサポートしてくれる頼もしい味方です。この成分は、肌の老化の原因となる活性酸素を抑えて、シワやたるみを引き起こす酸化ダメージを軽減する働きがあります。そのおかげで、肌にハリや弾力を与え、若々しさをキープする手助けをしてくれるのです。

アンチエイジング×酒粕の解説記事はこちら


このように、発酵と醸造から生まれた特別な発酵食品である「酒粕」には、カラダに嬉しい成分が盛り沢山です。これだけ多くの成分が含まれていることもあり、習慣的に食べ続けている方も増加中のようです。

管理栄養士監修!酒粕を使ったおすすめレシピ

酒粕が健康や美容にうれしい成分をたくさん持っていることはわかったけど、実際どのように調理をすればよいのでしょうか。そんな方にぜひ作ってほしいのが、今からご紹介する簡単レシピ。酒粕好きの管理栄養士監修のレシピをぜひご覧ください。

基本の甘酒

甘酒正しい量

材料

  • 酒粕:100g
  • 水:500cc
  • 砂糖:50~54g(お好みで調整)

作り方

1. 鍋に酒粕と水を入れ、滑らかになるまで丁寧に溶かします。
 ※粒が気になる場合はハンドブレンダーやミキサーを使用してください。
2. 砂糖を加え、完全に溶けるまで混ぜます。
3. 火を止め、冷蔵庫で冷やします。
4. 冷たくなったらグラスに注いで完成です。
 ※濃いめに作って氷を入れて楽しむのもおすすめです。

酒粕甘酒レシピの記事はこちら

塩鮭入りの具沢山粕汁

材料(2人前)

  • 酒粕:50g
  • 塩鮭:1切れ(約50g)
  • 大根:80g
  • 人参:20g
  • こんにゃく:15g
  • 油揚げ:1/4枚
  • だし汁:350cc
  • 味噌:大さじ1
  • 青ネギ:少々

作り方

1. 大根と人参は皮をむき、いちょう切りにします。こんにゃくは薄切り、油揚げは短冊切りにします。
2. 鍋にだし汁を入れ、切った野菜を加えて柔らかくなるまで煮ます。
3. 別の器にお玉1杯分のだし汁を取り、酒粕を加えて溶かしておきます。
4. 塩鮭を一口大に切り、鍋に加えて煮ます。
5. こんにゃくと油揚げを加え、アクを取りながら煮ます。
6. 味噌を溶き入れ、最後に溶かしておいた酒粕を加えて混ぜます。
7. 器に盛り付け、小口切りにした青ネギを散らして完成です。

塩鮭入りの具沢山粕汁レシピの記事はこちら

酒粕レーズン

酒粕レーズン アレンジレシピ5選

材料

  • 酒粕・・・100g
  • レーズン・・・70g
  • 日本酒・・・大さじ2

作り方

1. 熱湯をかけて、レーズンのオイルを取る
2. レーズンに水気が残らないようにキッチンペーパーでしっかり拭き取る
3. 酒粕に日本酒を入れて電子レンジで15~20秒ほどチン
4. 酒粕をしっかりと練り、柔らかいペースト状に
5. レーズンと酒粕を混ぜて、空気を抜きながらガラス容器に入れる
6. 冷蔵庫で2~3日ほど漬け込んだら完成!

酒粕レーズンレシピの記事はこちら

酒粕の保存方法

  1. 冷蔵保存
    酒粕は冷蔵庫で保存するのが基本です。特に温度が安定している野菜室がおすすめ。開封後は、乾燥やにおい移りを防ぐため、密閉容器やラップでしっかり包みましょう
  2. 冷凍保存
    長期間保存したい場合は冷凍保存を。小分けしてラップに包み、密閉袋に入れると約1年保存可能です。使う分だけ取り出せるので便利で無駄がありません。

保存期間の目安

  • 冷蔵保存: 開封後1ヶ月以内が目安です。早めに使うことで最良の風味が楽しめます。
  • 冷凍保存: 最大1年保存可能ですが、冷凍していても風味が徐々に変わるため、早めの消費をおすすめします。

酒粕の保存方法について詳しく解説した記事はこちら

酒粕はどこで買える?

酒粕は、スーパーやオンラインストア、酒屋などさまざまな場所で購入可能です。用途やシーンに合わせて選べば、自宅で酒粕の風味や健康効果を楽しめます。それぞれの特徴を知り、自分に合った購入方法を見つけましょう。

スーパーマーケット
身近なスーパーでも酒粕は購入可能です。特に冬は発酵食品コーナーに並ぶことが多く、地元の酒蔵とコラボした商品など種類も豊富です。

酒屋
本格的な酒粕を求めるなら酒屋がおすすめ。新鮮な地元産の酒粕が手に入り、店員から保存方法や料理のアドバイスをもらえることもあります。

オンラインストア
近くに酒粕が売っていない場合は、Amazonや楽天市場などで全国の酒蔵の商品を取り寄せることができます。自宅で手軽に購入できるのが魅力です。
*酒粕専門店Hacco to go!でもオンラインショップで酒粕を販売しています。2025年3月までHacco Monday開催中

酒粕は、美容や健康をサポートする栄養成分が豊富な発酵食品です。保存方法やレシピを工夫しながら、日々の生活に取り入れてみませんか?毎日のケアに役立つ酒粕の魅力をぜひ実感してください。

さて、ここからは、いいこと尽くしの効果が含まれる酒粕の栄養成分をご紹介していきます。

 酒粕の栄養成分一覧

レジスタンプロテイン

【成分の性質】
難消化性タンパク質とも言われ、胃の中で分解されず腸に届いてお腹のなかの余分な脂を強力に吸着して体外に排出する食物繊維のような機能をもったタンパク質です。

【期待できる効果】
・コレステロール値の低下、肥満の抑制→ダイエット効果(コレステロールから作られる胆汁酸を吸着し体外への排出を促すことによる)

βグルカン

【成分の性質】
グルカンは、グルコース(糖の最小単位。ブドウ糖)がたくさんつながった多糖の総称であり、その結合様式によってα-グルカンとβグルカン」に分けられる。α-グルカンは分解されエネルギーとなり、β-グルカンは分解されずに食物繊維として機能する。

【期待できる効果】
・食後血糖値の上昇を抑える
・血中コレステロール値を下げる
・免疫向上、抗がん

アンジオテンシン変換酵素(ACE)抑制ペプチド

【成分の性質】
アンジオテンシンⅡという血圧を上昇させるホルモンがあるが、この産生に関わる酵素が「アンジオテンシン変換酵素(以下、ACE)」である。

【期待できる効果】
・血圧降下

エチルα-D-グルコシド(α-EG)

【成分の性質】
一般的には旨味成分として認識されているが、最近の研究で皮膚真皮層のコラーゲン量を増やすことを学術的に実証され、美肌成分として注目を浴びている。

【期待できる効果】
・コレステロール値の低下、肥満の抑制

S-アデノシルメチオニン(SAM)

【成分の性質】
「S-アデノシルメチオニン」は心と脳を穏やかにする効果があると言われており、うつ病、変形性関節症、胆汁うっ滞、および肝疾患の治療に効果的であると言われる成分

【期待できる効果】
・気分改善効果
・抗肝障害効果
・抗関節炎効果

アデノシン

【成分の性質】
血管拡張作用、神経を落ち着かせるはたらきを持つ。アデノシンが不足すると不眠、寝つきが悪くなる。

【期待できる効果】
・肩こり
・冷え性の緩和

オリゴ糖

【成分の性質】
オリゴ糖は、腸のぜん動運動を活発にし、便秘や便臭を改善する「ビフィズス菌」。一般的に「おなかの調子を整える」成分として知られるのは後者の”難消化性”オリゴ糖で、これがビフィズス菌のエサとなることで腸内環境が整えられる。

【期待できる効果】
・整腸作用、便秘改善
・肌トラブルの改善

システインプロテアーゼ
阻害ペプチド

【成分の性質】
プロテアーゼは、触媒部位のアミノ酸配列の特徴によって、セリンプロテアーゼ、システインプロテアーゼ、アスパラギン酸プロテアーゼ、メタロプロテアーゼに分類される。

【期待できる効果】
・感染防御
・タンパク質分解の亢進に関連する病的状態(骨粗鬆症、リウマチ、がん、進行性筋ジストロフィー)の抑制

カテプシンβ阻害ペプチド

【成分の性質】
たんぱく質の異化を行う”カテプシン”の中で、カテプシンβは、細胞内の不要な蛋白質の分解・再構成を行う役割を持つ。ストレスや環境の影響等により、組織細胞の機能阻害やアポトーシスを引き起こすとされている。

【期待できる効果】
花粉症など一部のアレルギー症状の軽減

グルコシルセラミド(スフィンゴ脂質)

【成分の性質】
スフィンゴ脂質とは、”スフィンゴ塩基”を基本骨格にもつ脂質の総称で、セラミドはスフィンゴ脂質の一つ。セラミドは角層の細胞同士のすき間を埋める成分。

【期待できる効果】
・肌のキメを整え、肌の潤いを保つ
・乾燥や紫外線などから肌を守る

コウジ酸

【成分の性質】
シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する”チロシナーゼインヒビター”であり、酒粕に含まれる代表的な美白成分の一つ。メラニンの生成を促す情報伝達物質の生成も抑制することから、先回りでシミにアプローチしてくれる美容成分である。

【期待できる効果】
・シミ・そばかすを防ぐ
・肌のくすみ改善

アルギニン

【成分の性質】
酒粕に含まれるアミノ酸の一つで、エナジードリンクの主成分としてもよく知られる。成長ホルモンの分泌を促進し、脂肪の代謝を促して筋肉組織を強化するはたらきを持つ。

【期待できる効果】
・脂肪を燃やし筋肉を強化
・疲労回復
・免疫力向上
・食欲抑制

フェルラ酸

【成分の性質】
抗酸化物質。脳神経を保護し認知機能を改善する。また、シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する”チロシナーゼインヒビター”であり、紫外線吸収作用ももつ。

【期待できる効果】
・アミロイドβの蓄積を防ぎ、認知症を予防
(認知症のほかにも、がんや糖尿病、心血管疾患など、酸化ストレスが発症に関わるとされる病気に対して有用な可能性がある)
・美白、アンチエイジング

α-グリコシルグリセロール(αGG)

【成分の性質】
清酒中に0.5%しか含まれない希少な成分で、このα-グリコシルグリセロール(以下、αGG)がアセトアルデヒドの分解を阻害する。

【期待できる効果】
・肌の弾力アップ(コラーゲン・ヒアルロン酸産生を増加)
・保湿
・急激な血糖値の上昇を抑制する
・育毛

クマル酸

【成分の性質】
抗酸化物質として、活性酸素を除去することによりがんや高血圧、糖尿病などの生活習慣病予防や、アンチエイジングの効果も期待される。

【期待できる効果】
・ニトロソアミン※の生成を抑制する。
※食品添加物に含まれる亜硝酸塩とアミン類が反応することで生成される発がん性物質。
・脂質代謝改善の可能性

バニリン酸

【成分の性質】
フェルラ酸の代謝産物(フェルラ酸→バニリン→バニリン酸)で、泡盛やみそに含まれる特徴的な香気成分。古酒ならではの豊潤な香りが特徴です。

【期待できる効果】
・脂肪細胞の肥大や増加を防ぐ効果

α-ヒドロオキシ酸 /
α-ハイドロオキシ酸(AHA)

【成分の性質】
フルーツに含まれる天然成分のためフルーツ酸とも呼ばれる。ピーリング(角質をやわらかくして、古い角質をはがれやすくする)剤として使用されている。

【期待できる効果】
・角化症(皮膚がかたく厚くなり、ガサガサになる)の改善
・ターンオーバーの正常化
・ガン細胞の増殖を抑制

α-GPC(グリセロホスホコリン)

【成分の性質】
母乳に含まれ、生体内に広く存在する成分。認知機能に関わるアセチルコリンの前駆体、コリンのもととなるため、認知症の改善薬として使用されている。

【期待できる効果】
・アルツハイマー認知症の改善
・成長ホルモンの分泌促進(肌や、気力体力を若返らせる)
・脂肪燃焼効果

ポリアミン(プトレッシン、スペルミン、スペルミジン)

【成分の性質】
細胞を正常な状態に保つ成分で、老化に伴って減少する。ポリアミン(=プトレッシン、スペルミジン、スペルミン)は、正常マウスの寿命伸長効果を示した初めての成分であり、抗炎症作用などが知られている。

【期待できる効果】
老化によって引き起こされる病気(動脈硬化など心血管疾患、認知症、がん等)のリスク低減

アグマチン

【成分の性質】
ポリアミン(分娩直後の母乳に多く含まれ、細胞の成長や増殖に関わる成分。年を取るにつれ減少する。)合成の中間体。血管を拡張させ 血流量を増やす神経伝達物質。米国では筋トレの際の補助食品として流通している。

【期待できる効果】
・筋肉増強
・うつ病や不安の解消
・食欲の増進

ベタイン(トリメチルグリシン / TMG)

【成分の性質】
てんさい由来の甘味成分兼うま味成分。かにかまなどの呈味増強として、また塩辛の塩味をまろやかにするための調味料として使用される。

【期待できる効果】
・保湿効果・肝機能を高める
・脂質代謝の改善
・動脈硬化等の原因となる”ホモシステイン”代謝の改善

ニコチンアミノ

【成分の性質】
ビタミンB群のなかまで、過去には”ビタミンB3”と呼ばれていた。いま成分表では、ニコチンアミド+ニコチン酸として「ナイアシン」と表記される。

【期待できる効果】
・皮ふや粘膜の健康維持を助ける
・うつなど精神疾患の予防効果
・血行を良くする
・二日酔いを防ぐ

腸内のムチン量を増やす

【成分の性質】
難消化性タンパク質とも言われ、胃の中で分解されず腸に届いてお腹のなかの余分な脂を強力に吸着して体外に排出する食物繊維のような機能をもったタンパク質です。

【期待できる効果】
・コレステロール値の低下、肥満の抑制→ダイエット効果(コレステロールから作られる胆汁酸を吸着し体外への排出を促すことによる)

BCAAを増やす

【成分の性質】
BCAAは必須アミノ酸であり、筋肉の材料。

【期待できる効果】
筋肉量と筋力の向上

チロソール

【成分の性質】
抗酸化物質。

【期待できる効果】
LDLコレステロールを下げ、動脈硬化を予防。

ビタミンB6およびビタミンB群

【成分の性質】
ビタミンB群は、糖質、脂質、たんぱく質の代謝にそれぞれ必要な成分。

【期待できる効果】
・疲れの改善、口内炎の改善
・葉酸は、胎児の先天異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らす。

今回ご紹介した栄養成分はほんの一部です。酒粕には約600種類の成分が含まれているので上記以外にも様々な効果に期待することができます!

色々な不調で、腸内環境から整えてみようと考えていらっしゃる方は、カラダの健康の為に毎日の食事に酒粕を取り入れてみませんか。

乳酸菌発酵酒粕はこちらから▷ https://haccotogo.com/jogurt/

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