酒粕の栄養成分DB「ベタイン(トリメチルグリシン / TMG)」

【成分の性質】

てんさい由来の甘味成分兼うま味成分。かにかまなどの呈味増強として、また塩辛の塩味をまろやかにするための調味料として使用される。また、保湿剤としてシャンプーなどさまざまな化粧品にも使用されている。

水産物ではイカ、タコ、カニなどに多く含まれている。植物では、ほうれん草やてんさいなどヒユ科、イネ科の植物に多く含まれている。ベタインがあることで、植物は耐凍性、耐塩性をもつことができる。

【期待できる効果】

・甘味、うま味調味料
・保湿効果
・肝機能を高める
・脂質代謝の改善
・動脈硬化等の原因となる”ホモシステイン”代謝の改善

【含まれる食材】

・酒粕
・てんさい
・イカ、タコ、貝類
・きのこ
・ほうれん草

【活用事例】

・添加物(カニカマの呈味増強、塩辛の塩味をまろやかにするなど)
・化粧品(保湿)
・サプリメント(脂肪肝予防)

酒粕(さけかす)は日本酒を作る際の副産物ですが、発酵の力が凝縮されたスーパーフードとして注目。酒粕の健康美容効果は、悪玉コレステロールを減らす/血糖値の上昇を抑える/血圧上昇を抑制/腸内環境の改善/美肌効果/ダイエット効果などが期待できると言われています。

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