酒粕専門店直伝!「酒粕レーズン」の作り方

酒粕レーズンの作り方

酒粕&発酵専門店「Hacco to go!」です。日本酒の町、新潟県長岡市から生まれた酒粕ドリンク&スイーツのSHOP。酒粕をもっと美味しく、楽しく日常に取り入れられるレシピやコツを研究しております。

今回ご紹介するのは「酒粕レーズン」

みんな大好きラムレーズンの酒粕版をつくってみました。ただ酒粕とレーズンを練るだけでなく、酒粕専門店ならではのおいしくするポイントも伝授。ぜひこのレシピを使ってご家庭で作ってみてくださいね。

酒粕レーズンバターサンド
新潟の純米吟醸酒粕を使用したHacco to go!オリジナル「酒粕レーズンバターサンド」。上級酒ならではの上品な、軽い味わいです。

Hacco to go!流!酒粕レーズンの作り方

【材料】

  • 酒粕・・・100g
  • レーズン・・・70g
  • 日本酒・・・大さじ2

【作り方】

1. 熱湯をかけて、レーズンのオイルを取る。
※市販のレーズンはオイルコートしてあるものがほとんど。そのままでも作れますが、表面のオイルをとってあげるとしっかり中まで漬かりこみやすくなります。

2. キッチンペーパーで水気が残らないようにしっかり拭き取る。
※水が入ると腐敗の原因になるので、キッチンペーパーを2回ほど替えてしっかり水気を切ってくださいね。

3. 酒粕は日本酒を加えてレンジで15~20秒ほどチン。

4. しっかりと練って、柔らかいペースト状に。

5. レーズンと酒粕を合わせて空気を抜きながらガラス容器に入れる。
※空気があると均一に染み込まず、部分的に酸化して味や色が変わることも。ラムと違ってアルコール度数が低いため、漬け込むときはしっかり空気を抜きましょう。

6. 冷蔵庫で2~3日漬け込んだら完成です!

100円ショップで買ったラベルになるマスキングテープが大活躍!名前や日付が入れられてとても便利ですよ

漬かりこんだレーズンに日本酒の風味が移って、趣深い味わい。クリームチーズみたいにねっとりした食感で、噛めば噛むほど日本酒がじんわりと出てきます。このままバニラアイスに混ぜながら食べてもいいですし、バタートーストに乗せて軽く焼いても。レーズンではなく、りんごやマンゴーなどのドライフルーツもお勧めです。混ぜるだけ、ほったらかしの簡単レシピ。どうぞお試しください。

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新潟の酒粕

ラムと日本酒の違いって?

そもそもラム酒とは、どんなお酒なのでしょう。改めて言われると、答えられなかったりしませんか?

そこで、今回は日本酒とどのような違いがあるのかを調査してみました!

❒ラム酒の基本情報

原産国:キューバ、ジャマイカなど
酒別:スピリッツ
原材料:サトウキビ
アルコール度数:40度
色による分類:「ホワイトラム(シルバーラム)」「ゴールドラム(アンバーラム)」「ダークラム」

ラム酒というとカリブの海賊だったり、モヒートなどを連想させる南米のお酒というイメージですよね。サトウキビの黒糖から作られる、風味豊かなお酒です。

❒日本酒の基本情報

原産国:日本
酒別:清酒
原材料:米、米麹
アルコール度数:15度くらい(原酒で19~20度くらい)
分類:特定名称による分類など(純米大吟醸、吟醸、純米酒、本醸造などの分類)

一方、日本酒は「こうじ」というカビを利用した発酵食品。米をコウジカビで糖化させ、酵母によってアルコールが作ります。それがおかゆのような「もろみ」となり、絞って透明な「日本酒」とお米のペースト「酒粕」に分ける。そうしてできたのが、日本酒から絞られた酒粕なのです。

原材料もアルコール度数も異なる、ラム酒と日本酒。

どちらもレーズンと一緒なると、風味豊かな味になるのですね。

ラムレーズンも、酒粕レーズンも、どちらもアレンジは自由自在。ぜひあなたオリジナルの食べ方を探してみてくださいね。

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