酒粕の栄養成分DB「腸内のムチン量を増やす」

【成分の性質】

酒粕と米麹の併用摂取により、腸内の「ムチン」が増えることが分かっている。
ムチンとは、胃腸を覆う粘膜の粘液の主成分。病原菌などから物理的に胃壁・腸壁を守るとともに、病原菌の侵入を防ぐ抗体「IgA」を含んでおり、腸のバリア機能を果たしている。

また、たんぱく質の消化吸収を助けるはたらきもあるほか、涙が目の表面を均一に分布するのを助けるはたらきもあるため、ドライアイの改善にも寄与する。

【期待できる効果】

・胃腸など粘膜を保護
・ドライアイ改善
・免疫力アップ

【含まれる食材】

・酒粕(※米麹との併用摂取)
・納豆
・おくら
・山芋
・なめこ

酒粕(さけかす)は日本酒を作る際の副産物ですが、発酵の力が凝縮されたスーパーフードとして注目。酒粕の健康美容効果は、悪玉コレステロールを減らす/血糖値の上昇を抑える/血圧上昇を抑制/腸内環境の改善/美肌効果/ダイエット効果などが期待できると言われています。

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