酒粕の栄養成分DB「クマル酸(pクマル酸)」

【成分の性質】

抗酸化物質として、活性酸素を除去することによりがんや高血圧、糖尿病などの生活習慣病予防や、アンチエイジングの効果も期待される。原料米由来の成分であり、原料米の品種や精米歩合によって含有量は異なる。

ちなみに、「クマル酸」の英語名はCoumalic acidで「クマリン酸」と同じ表記であるが、クマル酸はC9H8O3、クマリン酸はC6H4O4と分子式が異なるので要注意。

【期待できる効果】

・ニトロソアミン※の生成を抑制する。
※食品添加物に含まれる亜硝酸塩とアミン類が反応することで生成される発がん性物質

・脂質代謝改善の可能性

【含まれる食材】

・酒粕
・トマト、ニンジン、ニンニクなど食用植物に広く存在

【活用事例】

酒粕(さけかす)は日本酒を作る際の副産物ですが、発酵の力が凝縮されたスーパーフードとして注目。酒粕の健康美容効果は、悪玉コレステロールを減らす/血糖値の上昇を抑える/血圧上昇を抑制/腸内環境の改善/美肌効果/ダイエット効果などが期待できると言われています。

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