酒粕の栄養成分DB「レジスタントプロテイン」

【成分の性質】

難消化性タンパク質とも言われ、胃の中で分解されず腸に届いてお腹のなかの余分な脂を強力に吸着して体外に排出する食物繊維のような機能をもったタンパク質です。そもそも「プロテイン(たんぱく質)」は、消化されることではじめて効果を発揮するとされているが、その中で唯一「レジスタント(難消化性)」として食物繊維様の生理機能をもつのが「レジスタントプロテイン」。酒粕の場合、コメ由来の「プロラミン」という成分がこれにあたり、脂肪との親和性が非常に高い。

【期待できる効果】

・コレステロール値の低下、肥満の抑制→ダイエット効果(コレステロールから作られる胆汁酸を吸着し体外への排出を促すことによる)
・油の吸着作用によるお通じ改善効果
・腸内細菌を善玉優勢に傾け、腸内環境を良好に保つことによる美容効果

【含まれる食材】

・酒粕
・蕎麦
・大豆製品(中でもこうや豆腐に豊富)

【活用事例】

・サプリメント(ダイエットサポート)

酒粕(さけかす)は日本酒を作る際の副産物ですが、発酵の力が凝縮されたスーパーフードとして注目。酒粕の健康美容効果は、悪玉コレステロールを減らす/血糖値の上昇を抑える/血圧上昇を抑制/腸内環境の改善/美肌効果/ダイエット効果などが期待できると言われています。

この記事を書いた人