酒粕の栄養成分DB「アグマチン」

【成分の性質】

ポリアミン(分娩直後の母乳に多く含まれ、細胞の成長や増殖に関わる成分。年を取るにつれ減少する。)合成の中間体。血管を拡張させ 血流量を増やす神経伝達物質。米国では筋トレの際の補助食品として流通している。

また、老化や脳機能に関連する知見が多く出され、それらの効果についても世界中で研究が進んでいる。

清酒にはワインやビールなど他の酒より多くのアグマチンが含まれるため、酒粕にも多く残るものとなる。
醸造工程中の米麹、酵母、細菌によって生成されるが、特に清酒の醸造に用いる黄麹(ニホンコウジカビ)がアルギニンを基質としたアグマチン産生能を持つとされている。

【期待できる効果】

・筋肉増強
・うつ病や不安の解消
・食欲の増進

【含まれる食材】

・酒粕
・清酒
・韓国味噌などの発酵食品

【活用事例】

・筋トレの際の補助食品(※おもに米国)

酒粕(さけかす)は日本酒を作る際の副産物ですが、発酵の力が凝縮されたスーパーフードとして注目。酒粕の健康美容効果は、悪玉コレステロールを減らす/血糖値の上昇を抑える/血圧上昇を抑制/腸内環境の改善/美肌効果/ダイエット効果などが期待できると言われています。

この記事を書いた人