酒粕の栄養成分DB「ニコチンアミド」

【成分の性質】

ビタミンB群のなかまで、過去には”ビタミンB3”と呼ばれていた。いま成分表では、ニコチンアミド+ニコチン酸として「ナイアシン」と表記される。

糖質、たんぱく質、脂質の代謝に関わり、お酒を飲んだあと”アセトアルデヒド”を分解する補酵素としてもはたらく。また、セロトニン合成にも関わっているため、メンタルにも大きな影響を及ぼす。欠乏すると「ペラグラ(皮膚炎、胃腸障害、神経障害など)」を発症する。

【期待できる効果】

・皮ふや粘膜の健康維持を助ける
・うつなど精神疾患の予防効果
・血行を良くする
・二日酔いを防ぐ

【含まれる食材】

・酒粕
・きのこ
・レバー
・カツオ
・マグロ

【活用事例】

・肉体疲労時の滋養強壮剤
・栄養補給ドリンク剤
・にきび、肌荒れのケアを主目的としたビタミンB2B6主薬製剤などに配合

酒粕(さけかす)は日本酒を作る際の副産物ですが、発酵の力が凝縮されたスーパーフードとして注目。酒粕の健康美容効果は、悪玉コレステロールを減らす/血糖値の上昇を抑える/血圧上昇を抑制/腸内環境の改善/美肌効果/ダイエット効果などが期待できると言われています。

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