酒粕の栄養成分DB「フェルラ酸」

【成分の性質】

抗酸化物質。脳神経を保護し認知機能を改善する。また、シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する”チロシナーゼインヒビター”であり、紫外線吸収作用ももつ。そのほか、酒粕に含まれるチロシナーゼインヒビターとしては「アルブチン」「コウジ酸」も有名。

フェルラ酸は強い抗酸化能を持つ機能性成分であるが、清酒では苦味・渋味や不快な後味を示す。通常、上槽直後の清酒には、「フェルラ酸エチル(フェルラ酸と同様の機能性を示すが、苦味・渋みは温和であり、フェルラ酸の不快な後味をマスクする)」が存在するため、フェルラ酸の不快な味わいはマスクされている。

ちなみに、酒粕と米麹の両方を使用した甘酒に含まれる「フェルラ酸エチルエステル(FAEE)」という物質には、ストレスを和らげる作用があるという研究結果も発表されている。

【期待できる効果】

・アミロイドβの蓄積を防ぎ、認知症を予防
(認知症のほかにも、がんや糖尿病、心血管疾患など、酸化ストレスが発症に関わるとされる病気に対して有用な可能性がある)
・美白、アンチエイジング

【含まれる食材】

・酒粕
・米こうじ甘酒
・米ぬか(ぬか漬け)

【活用事例】

・化粧品(美白、紫外線対策)
・食品の酸化防止剤

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