こんにちは。
今回は、私たちが日々進めている商品開発やプロジェクト、その背後にある「醸活(じょうかつ)」という考え方についてお話ししたいと思います。
私たちが大切にしている「醸活」とは
「醸活」という言葉には、醸造文化を活かして、体と心、地域や環境を持続可能にするライフスタイルを提案するという思いが込められています。
日本には味噌や醤油、日本酒といった醸造文化があり、それらは単なる食品や飲み物を超えた存在です。時間をかけて「醸す」過程で、栄養価や風味が深まるだけでなく、伝統や地域の知恵も次世代に受け継がれていきます。
「醸活」が私たちの活動にどうつながるか
私たちが商品開発を進める際には、ただ新しいものを作るのではなく、常に「醸活」の視点を持ちながら取り組んでいます。以下はその具体的な例です。
1. 酒蔵との提携 – 90蔵のネットワークを活用
全国の酒蔵90蔵と提携し、日本酒や酒粕、さらにはその副産物を活かした商品づくりを進めています。
この取り組みは、「地域の醸造文化を未来につなぐ」ための大切なプロジェクトです。地元の素材を最大限に活用し、地域の経済や伝統の維持にも貢献しています。
2. 商品開発の裏側にある「醸す」視点
例えば、酒粕を乳酸菌発酵して作った「醸グルト」や、醸造の個性を届けるSAKEPOSTなどは、「じっくり育て互換で感じる」という醸造の価値そのものを製品に込めています。これらの商品は、私たちが大切にしている「体と心、地域を整える」醸活の考え方を具体化したものです。
3. 「日常に醸造文化を」
醸造文化は特別なものではなく、日々の暮らしの中で親しむべきものだと考えています。そのため、家庭でも気軽に楽しめる発酵食品のキットや、簡単なレシピの開発にも力を入れています。
なぜ「醸活」が重要なのか
現代の暮らしは、効率やスピードが求められる中で、じっくり「育てる」価値が見過ごされがちです。
しかし、醸造が教えてくれるのは、「時間をかけて育む」ことで得られる深い味わいや、人々とのつながり、環境への配慮といった価値です。
- 体にいい醸活: 醸造食品が持つ栄養や機能性で体を整える。
- 心にいい醸活: 香りや味わいが心に癒しをもたらす。
- 地にいい醸活: 地域の素材を活用し、環境負荷を減らす。
これら3つの視点を大切にすることで、「ものづくり」が単なる製品開発を超えた、未来につながる活動になっていくと信じています。
醸活の考え方を未来へ
私たちは「醸活」の理念を大切にしながら、これからも商品やプロジェクトを通じて新しい価値を提案していきます。そして、この活動が日本の醸造文化を未来へつなぐ一助になればと願っています。
ぜひ、日々の暮らしの中に「醸す」視点を取り入れてみてください。
これからも「Hacco to go!」を通じて、さまざまなアイデアや活動をご紹介していきます!
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