年齢を重ねるにつれて、物忘れや判断力の低下に不安を感じる方も増えてきているのではないでしょうか。特に、日常生活で記憶力の低下を実感すると、不安になることもあるかもしれません。そんな時に注目していただきたいのが、「α-GPC(アルファGPC)」という成分です。α-GPCは、脳の健康をサポートし、認知機能の改善に役立つとされています。この記事では、α-GPCの効果やその働きについて、詳しくご紹介していきます。
α-GPCとは
α-GPCは、母乳に含まれる重要な栄養成分で、脳や体のさまざまな機能に関与することで注目されています。体内で代謝や生命活動をサポートする働きがあり、不足すると体調不良や脳の機能低下につながる可能性があると考えられています。成長ホルモンの分泌を促進するため、特に乳児にとって重要です。また、神経伝達物質であるアセチルコリンの生成や細胞膜の構成にも関与します。さらに、この成分は血液脳関門を通過することができ、脳の健康に直接働きかけることが期待されています。アルツハイマー病の患者に対しての処方せん製剤にも使用されています。
α-GPCの効果
・アルツハイマー認知症の改善
α-GPCには、認知症の症状を改善する効果があることが示されています。軽度から中等度のアルツハイマー型認知症患者261名(平均年齢72.2歳)を対象に行われた多施設共同の無作為化二重盲検試験では、1日1,200 mgのα-GPCを180日間摂取した結果、認知機能の向上が確認されました。
・成長ホルモンの分泌促進(肌や、気力体力を若返らせる)
α-GPCには、成長ホルモンの分泌を促進する効果があります。成長ホルモンは、思春期までは身長の成長を促す役割を果たし、その後は全身の組織や臓器の再生・維持に関与します。脳の視床下部からの指令で脳下垂体から分泌され、血液を通じて体内に運ばれます。思春期後期に分泌量がピークを迎え、その後は減少していきますが、分泌自体は一生続きます。α-GPCは、この成長ホルモンの分泌を中高年から若い世代まで促進する効果が医学的に証明されており、加齢に伴うさまざまな変化をサポートする可能性が期待されています。
α-GPCが含まれている食材
α-GPCは、大豆や母乳、酒粕などに含まれています。ですが、毎日摂取するのが難しいことから近年はサプリメントの利用が多くなっています。とはいえ、できれば自然由来の食材から摂取したいと考えている人におすすめなのが、酒粕。500種以上の成分が含まれている日本のスーパーフードです。甘酒にしたり、粕汁にするだけでなく、カレーや味噌汁に入れるなどさまざまなレシピもあります。酒粕で健康的な毎日を送りましょう。
注意: この情報は一般的な情報であり、医学的アドバイスではありません。ご自身の健康に関するご質問は、医師にご相談ください。
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とはいえ、毎日酒粕を摂り続けるのは難しいですよね。そんな方におすすめしたいのが、酒粕ヨーグルト「JOGURT」。酒粕をもう一度乳酸菌で発酵したヨーグルトです。好きなジュースと1:1で割ったり、果物と豆乳にいれてスムージーにしたりと楽しみ方はたくさん。お試しパックもあるので、気軽に始めてみてくださいね。
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