ここ最近、腸内環境の改善であらゆる病気やトラブルが無くなる、腸が全てを司ると言うことをよく言われるようになりました。
胎児もお腹の中で一番最初に出来る組織は、脳でも心臓でもなく腸だということで、いかに腸が大切かがわかります。
「腸内は宇宙」と言われるくらい、菌の種類、割合、量は毎日変化していて、常に同じ状態ではないそうです。
毎日うんち出ますからね。
毎日一掃されちゃうんですね。
食べ物も毎日変わりますから、肉が多めだとガス産生菌が増えるので臭いがキツくなります。
オリゴ糖や食物繊維などの多い食事だと、ビフィズス菌や乳酸菌が喜んでくれるので、いわゆる善玉菌が増えていきます。
善玉菌と悪玉菌はよく聞くとおもいますが、一番多いのは日和見菌。
環境によって、善玉にも悪玉にもなるので、この子のコントロールが鍵とも言われています。
この関係、人間と一緒だなぁと思いませんか。
正義感のある、志を持った人達と一緒にいれば、自分もその一員として勇気を持って立ち向かえると思えるし、逆に斜に構えて世の中の全てを誰かのせいにしながら、眉間にシワを寄せて生きる人達と居れば、それが正解なのかと錯覚してしまう。
善くも、悪くも生きれる。置かれた環境の影響は大きいですね。
お腹の事を考えたら、良い餌を与えてあげなくちゃ!と思うのです。
菌というのは単細胞ですから、とにかく子孫繁栄のためにしか働かないんです。
それぞれの子孫繁栄術があって面白いのです。
酸を出して周りの菌を動かなくしたり、毒素を出して周囲を一掃しようとしたり。
菌は人間より強烈な生き方をしているかも(笑)
生きるってすごい!
こんなドラマチックな腸内を整えてくれるスペシャルな食材が、酒粕なんですね。
さすが月桂冠さんが、酒粕の腸内に対する効能を調べてくれていました。
酒粕甘酒とこうじ甘酒とを比較して、腸内細菌の増殖を促進する有用成分「レジスタントスターチ」が、酒粕の方が10倍も多く含まれているそうです。
酵母の力でうまれた酒粕の腸活パワーはやはり計り知れないですね。
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