酒粕のアルコール分はどれくらい?摂取前に知っておきたいポイント

日本酒の製造過程で生まれる酒粕。栄養豊富で料理や飲み物に広く利用されていますが、アルコール分を含むため、その度数がどの程度なのか気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は酒粕の全体的なアルコール度数の目安と、度数に影響を与える要因、そして酒粕を利用する際の注意点をご紹介。食べる前にチェックしてみてくださいね。

酒粕のアルコール度数とは?

一般的に、酒粕のアルコール度数は 8% 程度とされています。この度数は、通常の日本酒を作る際の副産物として発生するため、元となる日本酒のアルコール度数と関連しています。特に、しっかりと絞った 板粕(いたかす)バラ粕 などは、アルコール分が高めの傾向にあります。ちなみに、酒粕甘酒のアルコール度数は 1〜3% 程度。酒粕を蒸してからつくるとアルコールが飛びやすくなります。ただし、完全にアルコールを飛ばすことはできないので、妊娠中の方や運転前の方はご注意ください。

酒粕のアルコール度数に影響を与える要因

酒粕のアルコール度数は、以下の要因によって変化します。

  1. 日本酒のアルコール度数
    酒粕は日本酒を圧搾して作られるため、元となる日本酒のアルコール度数が高ければ、それに比例して酒粕のアルコール度数も高くなります。
  2. 圧搾方法と加工工程
    酒粕の種類(板粕、バラ粕、練り粕など)によってアルコール度数が若干異なることがあります。しっかりと圧搾された板粕はアルコール分が比較的高くなる一方、練り粕はアルコール分が少なくなることがあります。

酒粕を使用する際の注意点

酒粕を利用する際は、以下の点に注意しましょう。

  1. 妊婦や未成年の方の摂取
    妊娠中にアルコールを摂取すると、胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。また、未成年の方が酒粕を摂取する際にも、微量のアルコール分が体に影響することがあるため注意が必要です。
  2. 運転前後の摂取
    酒粕に含まれるアルコール分は、体質や摂取量によっては体内に残ることがあるため、運転前の摂取は控えたほうがよいでしょう。特に、自家製の甘酒や粕汁などでは、アルコール度数を正確に把握することが難しいため、慎重な対応が必要です。
  3. アルコールが苦手な方への対応
    アルコールに敏感な方や苦手な方はあまり飲まないほうがよいでしょう。ただし、多少お酒を嗜まれる方であれば、酒粕を加熱処理してアルコールを減らす調理方法を取り入れるとよいでしょう。スチーマーで蒸すことで、ある程度アルコールを飛ばすことができます。

アルコールが少ない酒粕商品を探しているなら、酒粕ヨーグルトがおすすめ!

とはいえ、毎日酒粕のアルコールを飛ばして甘酒をつくるのも大変ですよね。そんなときにおすすめなのが、酒粕ヨーグルト。1%前後までアルコール分を下げているので、あまりお酒が得意でない方も飲みやすくなっています(※お酒が飲めない体質の方は注意が必要です。医師の指導のもとでご検討ください)。

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