酒粕の栄養成分DB「バニリン酸」

【成分の性質】

抗酸化物質。フェルラ酸の代謝産物(フェルラ酸→バニリン→バニリン酸)で、泡盛やみそに含まれる特徴的な香気成分。

ちなみに、泡盛では、オフフレーバー※である4-ビニルグアイアコール(4VG)という香気成分が、熟成によりバニリン(バニラの香気成分)に変化する。

※お酒の異臭のこと。

【期待できる効果】

・古酒ならではの豊潤な香り
バニリンには脂肪細胞の肥大や増加を防ぐ効果がある。

【含まれる食材】

・酒粕
・泡盛のような古酒
※バニリンは梅干しに多く含まれる。

【活用事例】

有機合成原料

酒粕(さけかす)は日本酒を作る際の副産物ですが、発酵の力が凝縮されたスーパーフードとして注目。酒粕の健康美容効果は、悪玉コレステロールを減らす/血糖値の上昇を抑える/血圧上昇を抑制/腸内環境の改善/美肌効果/ダイエット効果などが期待できると言われています。

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